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MIXとBELT 1

グラデーションって綺麗ですよね。私は歌でMIXというと

グラデーションを真っ先に思い浮かべます。


今回からMIXボイスとベルティングボイスの違いについて考えてみようと思います。


まずMIXという言葉は、Speech Level Singing(SLS)という団体のメソッドで

よく使われているかと思います。

このメソッドでは4ボイスタイプというタイプ分けがあります。

その中で、MIXボイスというタイプに

それ以外のボイスタイプを寄せていこうというメソッドです。














ざっくり内容を紹介すると、


「プルチェスト」

地声の張り上げ、喉声

「フリップ」

ある音域を境に大きく音色が変わる

「ライトチェスト」

全部の音域で息っぽい、裏声しかない

「MIXボイス」

低音から高音まで一定の音色が保てる


といった感じです。


このメソッドにおいて、例えば私の高音発声は「プルチェスト」

もしくは「MIX」という判断になるかと思います。

私はもともと地声が強いタイプでしたので、MIXの高音発声は

スピードが出せない自転車みたいなイメージがあります。

理想的な声帯接触がそもそもの私の歌より薄いので、

上手くコントロール出来ませんでした。


地声から裏声が繋がってみると、とても綺麗なグラデーションが作れた体感です。


ポイントとしては低音から高音までが、一連の声帯運動で移行できます。

非常に汎用性が高く、多くの高音の悩みにアプローチできるメソッドだと思います。


次回はBELTの私なりの理解を、ご紹介していきます。


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