喉が痛くなるのには原因があります。
高音を出せば喉が痛くなるのは、しょうがない
と思っている方は怪我をしないうちに
フォームや考え方を変えた方がいいかもしれません。
考えられる原因は人によって異なりますが、
今回は多くの方が陥り易い、喉を痛め易い状態を
ピックアップしました。
原因1 息の量が適正ではない
息の量が多いと、声帯に触れる空気が多くなり
声帯を痛める原因になります。
また、その状態で高音を出そうとすると
声帯はキツく閉めるが、空気はたくさん流れるので
やはり声帯のダメージになります。
息を多く含むのはテクニックとしてのウィスパーや
ファルセットに絞った方がリスクを抑えられます。
原因2 力みが強過ぎる
1の中でも書きましたが、力みは気管そのものも
過剰に収縮させ、喉のダメージになります。
また口の奥や鼻の方にもダメージが出る可能性も
ありますので、過剰な力みはとっていくように
練習しましょう。
原因3 声が小さ過ぎる
小さ過ぎる声量で歌うのは、スピードが十分に
出ない自転車を運転するように難しいです。
発声はいろんなパーツのバランスで保たれますが、
小さ過ぎる声量ではそのバランスが保ちづらいのです。
では、また次回^^
Vocal Coach Shu
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